きちんと掃除してください | mimitalyの4か国ミックス♪国際結婚生活 ~in イギリス~

きちんと掃除してください

先日書いた衛生観念に少し似た話なのですが、イギリス人は一般的に掃除が雑。もちろん、中には素晴らしく綺麗に掃除をする人もいますが、全体的な割合で見ると、大雑把な人が多い。

食器を洗う際に、洗剤をゆすがないでそのまま乾燥ラックに置く話は割と有名で、まさにその通り。うちに誰かが遊びに来て、何かお手伝いしてくれる時でも、食器洗いは頼まないようにしてます。(面と向かって''恐らく洗剤をゆすがないだろうけど、うちで洗う時はちゃんとゆすいで欲しい''って言ったら相手も良い気はしないだろうから、、、食器洗い機に入れるから大丈夫だよ、と言って断ってますキョロキョロ)

少し前から、我が家は家の掃除をクリーナーさんに頼むようにしたのですが、それがなんとも、、、 
お掃除エージェントが派遣してくれたのは、気の良いイギリス人のおばちゃま。動物大好きな、カントリーライフを満喫してる風の人でした。
プロのクリーナーさんだから、かなり期待してお掃除の日を迎えたのですが、私、あまりサービスに文句を言う方じゃないのですが、でもこのクリーナーさんは酷かった。。 雑どころじゃなくて、彼女が帰ってから毎回私が掃除し直す感じ。。
四角い部屋を丸く掃く状態で、カーペットの掃除機がけも、ダイニングテーブルの椅子をどけてくれたりせず、椅子の周りを丸く掃除機がけする感じ。
トイレ掃除も、便器の中の汚れを落とすって事をしてくれなくて、ただ液体洗剤をかけて放置しておくだけ。。(だからもちろん便器の中の垢は残ったまま)

1番びっくりしたのは、部屋のドアが半開きになってたのですが、そのドアの周りを、ドアを動かさないでモップがけしてたこと、、、びっくり 
大物の家具や、ソファーを移動させて掃除するのは大変だろうから理解出来るけれど、ドアは動かしましょうよ!!閉じるか、開くか!!
玄関に靴が2,3足出しっぱなしになってたら、それももちろん靴の周りだけを掃除してあった。(靴は動かさずに、靴を避けてモップがけ)

後は細かい事だと、キッチンのガスコンロ周りの掃除も、拭き終わった後に部品が乱雑に置いてあったり。
あと、クモの巣の掃除を張り切ってやってくれて、専用のはたき棒のようなものを持ってきてくれて、それには感激したのだけれど、天井のクモの巣を掃除する時、下に何があるかとか一切気にしないで、クモの巣&ホコリをはたきはじめた。。 その真下には私の開いたノートパソコンと、飲みかけのコーヒーがあって、速攻で移動させた。私が気をつけるべきだったのか、、、いや、でも、はたきはじめる前に、さすがに一言かけてくれると思うじゃない、普通?!ガーン

掃除の仕方にとても不満を感じていたのだけれど、彼女に悪気はなく、エージェントにクリーナーチェンジをお願いしたら傷つけてしまうのでは、、、私が求めすぎなのかしら、、、 傷つけないように、掃除の仕方を伝えるべきか、(モップがけする時は、ドアを移動させて下さい、など)でも、お金を払ってプロのクリーナーさんをお願いしているはずなのに、掃除の基本を私が教えるのもアホみたいな話だなーとぐるぐる悩んでいたところ、彼女の家族に不幸があって代理のクリーナーさんをエージェントが派遣してくれた週があって、そしたらそのクリーナーさんが非常に素晴らしかったので、その代理クリーナーさんに継続してお願いする事にしました。(タイミング的に、元のクリーナーさんにはとても申し訳なかったけど、、、)

ちなみに、その素晴らしいクリーナーさんはポーランド人で、イギリス人じゃありません!
日本では学校で掃除をする時間があるから、掃除の仕方をきちんと覚えるのかしら?いや、でも生徒に掃除をさせないイタリアでも、家の中の掃除は行き届いてて、ピカピカな家が多いぞ。(道や公共の場所は汚くても、自分の家は綺麗にしてる人が多い)  やっぱり、国民性なのかしら、、、 
イギリス人、きちんと掃除をしてください!えーん